都内に出る

 駒込駅近くで今年初めて、畠山君に会った。最近のMac情報の交換。
HP設置は同時期だったが、心構えが私と違って今やプロである。
彼の存在無くて、私のPCライフは続かなかったと思う。
そのPCの先生に、コーヒーとケーキを御馳走になって仕舞う。恐縮。

帰りに、東大医学部に有るヒポクラテスの木を探すが判らない。
医学図書館で聞いたら、なんと入り口直ぐ横にあるスズカケの木がそれであった。
何でヒポクラテスかと言えば、私の信奉する食事道の根幹をなす「食は命なり」を
唱えたBC460〜BC375頃の古代ギリシャの大医学者その人だからだ。

そもそも、ギリシャのコス島に巨大なスズカケの木の老木あってヒポクラテスの木
と呼ばれている。コス島で生まれたヒポクラテスがその親木の下で医学を教えたと
言う。この老木の種子を育てた若木が1972年、アテネのDr.Thomas Doxiadis から
緒方富雄名誉教授に贈られ、ここに植えられたとのことであった。
 

私は天下の東京大学医学部に、食を尊ぶその医学の恩人を記念した植樹が有る事を
確かめたかったのである。
それはさらに、図書館に入ったらヒポクラテスの胸像まで有ることで再確認した。
 

私の言いたいことは、薬より食をと説く偉人を医学部で大切にしている事である。
食事道は永遠に守るべき、哲理だ。

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帰宅すると、納所君から念願の「辛味大根」が届いていた。
電話をして、食べ方をご教授頂く。