最近の読書

ここ一年前から、毎週水曜日に家内のお供で市内の公立図書館に通っている。
毎週のことだから、ランダムに書棚の前に行って適当な本を手に取る。そして
借りてくる。
小説有り、紀行文有り、随筆有り、ドキュメント等等、ジャンルは種々雑多
である。
家に帰って、読み始めると何れも面白い。勿論、借りるからにはテーマは何か
自分に係わりがある。
最近、嵌まり込んでいるのが、ドイツ ベルリンに関する本である。
一昨年、偶々訪ねたことが直接の原因だ。
ここでは、共に第二次世界大戦を戦い、敗れ、そして脅威の復興成った同盟国
に共感を覚え、お互い馬鹿なことをしてしまった悔いを探りたい思いが有る。

順序は遡るが、イタリアに行った時、ゲーテの書「イタリア旅行」を携えてゆき
ゲーテそのものに興味を持ち、ゲーテを生んだドイツを知りたくなっていたよう
である。

そして、今読んだ本は平出 隆著「ベルリンの瞬間」で、ベルリン紀行として
非常に興味を持った。改めて、ベルリンを訪ねたいと思わさせられた。

明日は、水曜日。また、新しい本に出会いたい。